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2026/08/31
ニュースリリース

サンアーク パイプコントローラをレーザセンシング対応ロボットシステムへ拡張
溶接開始位置検出から溶接完了までの自動化を実現

 日本酸素株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:永田研二)は、グループ会社である日酸TANAKA株式会社(本社:埼玉県入間郡、代表取締役社長:長堀正幸)と共同で、回転管溶接向け制御装置「サンアーク パイプコントローラ」をベースとした回転管向けレーザセンシング搭載ロボット溶接システム(以下、本システム)を開発しました。本システムは当社が出展する、2026年9月開催の「2026国際ウエルディングショー」で、実機による溶接実演を通じて配管溶接の自動化ソリューションとして紹介する予定です。

 




サンアーク パイプコントローラ(ロボット仕様)の外観のイメージ図

 

1.システム概要
 本システムは、2024年に販売を開始した「サンアーク パイプコントローラ」の溶接条件制御技術に、レーザセンサによる位置検出・追従機能とロボット制御技術を組み合わせ、溶接開始位置の検出から溶接完了までの配管溶接における一連の工程を自動化します。
 

2.主な特長  
①レーザセンシング機能による溶接位置の自動認識
 本システムはレーザセンサを搭載し、溶接前及び溶接中に開先形状や溶接位置をリアルタイムで認識します。これにより、溶接開始位置の検出、溶接線への追従、ギャップの検出及びトーチ高さの補正を自動で行い、ワークによるばらつきや位置ずれの影響を低減します。その結果、安定した溶接品質を確保します。

 

 



自動追従のイメージ図


②サンアーク DS-TIGアドバンストーチとの連携による高速・高能率な自動溶接
 本システムは、「サンアーク DS-TIGアドバンストーチ(以下、DS-TIGアドバンストーチ)」、「サンアーク パイプコントローラ」、ロボットを統合制御します。DS-TIGアドバンストーチと組み合わせることで、キーホールTIG溶接を実現し、厚肉配管の高速・高能率な溶接を可能にします。例えば、口径200Aステンレス鋼配管Sch40(t8.2mm)において、開先加工の低減によるパス数削減と溶接速度の向上により、従来TIG溶接と比較して溶接時間を約75%短縮します※1。
 また、溶接工程を自動化することで、オペレータは配管のセットと運転開始操作を行うだけで溶接を完了できるため、作業効率の向上と省人化に貢献します。

※1 当社評価条件下での比較結果。母材、開先形状、施工条件などにより効果は異なります。


2.今後の展開
 日本酸素グループは、今回開発したレーザセンシング技術を活用し、さらなる溶接技術の自動化・高度化を推進します。DS-TIGアドバンストーチをはじめとする独自の溶接技術と組み合わせた自動化ソリューションの拡充を進め、お客様の生産現場の高速化や課題解決を支援し、作業削減や材料ロス低減を通じてカーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。



 

本件に関するお問い合せ

日本酸素株式会社
広報部: 03-5788-8015